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アコースティックデュオ 練Neriのギター、eM Guitar Schoolの講師 遠藤まさみのブログです。
4th Interval Build
4th Interval Buildとは4度堆積と訳され、
四度積みとか言われたりもしますが、(英語では他にQuartal harmonyとも。)
対象となるスケールを2音飛ばしで重ねたものです。ですので、
さまざまなスケール上で4th Interval Build を作ってみると完全4度もあれば、
増4度や減4度も出来たりします。今回は、Cメロディック・マイナーと
Cハーモニック・メジャーの4th Interval Build を指板上に作ったものを並べてみました。

Cメロディック・マイナーが使用される状況下でこれらの色分けされたコード群から
自由に拾ってコンピングしていいんですが、
たとえば、1小節とか2拍など短い間にCメロディック・マイナーの情感を表現するためには、
Cメロディック・マイナーの特徴であるEbを上手に使ってやらなければなりません。
同様にCハーモニック・メジャーではAbですね。
コーダルにモードの変化などを表現するのには大変有効な手法だと思います。
posted by 遠藤まさみ | 22:23 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
トニック・ディミニッシュを代理する2
C diminished scaleをG harmonic major scaleで代理できる
理由をスケールの構成音から見てみます。

このように、比較してみるとGハーモニックメジャーの転回形と
C diminished scale の構成音は、6音が一致しています。
そして、当然 Eb diminished scale, F# diminished scale, A diminished scale
とも6音一致します。
さらにC diminished scale と6音一致するハーモニックメジャーは
Bb harmonic major scale ,Db harmonic major scale ,E harmonic major scale
の3つがあり(計4つ)、それぞれ主音以外の6音が一致します。

もちろん、ドミナントの代理として現れるディミニッシュコードに使用
しても面白いですね。
1音だけ違うというのがポイントなのだと思います。

来年もまたよろしくお願い致します。
よいお年を!




posted by 遠藤まさみ | 17:51 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
トニック・ディミニッシュを代理する
トニック・ディミニッシュが使われている、
もしくは使いたい場所で、そのディミニッシュ・コード
の半音下の7thコードに置き換えるというのがありますね。
それをツーファイブ化してみたり。
ほかにもなにか交換できないかな、と考えてみます。
ドミナントペダル上でツーファイブ→トニックディミニッシュ→
トニックってのがよくあります。
例えば、F/G→E/G→B/G→CM7っていう
分子はトライアド、分母は単音です。


とか。
このとき出てくるB/Gはトニック・ディミニッシュということに
なりますが、GはCdiminished W/Hのスケール内には無い音です。
だけどドミナントペダルだからいいじゃん。みたいな感じで使われます。
ここで、
B/Gって構成音はGM7(#5)と同じで、これをEメロディックマイナーの
ダイアトニック・コードと見ることにすると、GM7(#5)以外にも
使用できる可能性があります。
C#m7(b5,9)とか、構成音はほぼ同じですが、EmM7(9)/Gなどです。


他に、Cdim7をGハーモニックメジャーのダイアトニック・コードとして
見ることができます。
というのも、Gハーモニックメジャーのダイアトニック・コードには
7番めに4声体でのF#dim7が存在しており、同時に転回形のAdim7,
Cdim7,D#dim7があるからです。
Gハーモニックメジャーのダイアトニック・コード群の中には
使用できるものが他にもあるでしょう。
Cdim7の出自をGハーモニックメジャーと見る場合、構成音のAを
BにしてCdimM7とすることも出来ます。

以前のCハーモニックメジャーの4度堆積の4番目、
茶色いブロックがそれになります。
まあ、ポンとこれだけ出されたらディミニッシュじゃん、、
で終わりなんですが、解釈の違いがサウンドの違いになってきます。
1つのコードを別のモード目線でみると面白いんじゃないかなということです。



posted by 遠藤まさみ | 23:40 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
parody cadence パロディー・カデンツ
パロディーカデンツってなんでしょうか
カデンツってのはケーデンスとも言い、日本語では
終止形のことで、例えばDm7→G7→CM7とか。
それのパロディーということですね
m7→7→M7の完全終止を模倣しながら風刺するってことです
とりあえず2通りあって、
ひとつは、ルートが4度進行した上に機能和声からかけ離れた
コードを乗っけたもの。
メジャースケール以外のダイトニックコードも使う。

この場合
DM7(#5)はBメロディックマイナーのb靴G7(9,11)はCアイオニアンの/
CM7(#5)はAメロディックマイナーのb靴塙佑┐討泙



もうひとつは、一見、機能和声的な進行(m7→7→M7)に見えるがルートが4度進行でないもの。

モードがドリアン、ミクソリディアン、アイオニアンと進むのに
ベースラインはなぜか1音ずつ下降。
この場合Dm7はKey of C でC7はKey of F そしてBbM7はKey of Bb
ですからKeyがC→F→Bbと4度進行している。

任意に選んでもかまわないし、なんらかの規則を与えてもOK。

楽曲をパロディーカデンツのみで
作ってしまうとか、大変でしょうが
とっても変で面白そうです。


posted by 遠藤まさみ | 22:30 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
ハーモニックメジャーの4度堆積

Cハーモニックメジャーの4度堆積の
指板上の色分け図です。
E音上にはジミヘンコード
F音上にはディミニッシュメジャーセブンのような
形が見えます。
他にも一見してドミナント的なタイプが多いですね
Cイオニアン、Aエオリアン等へ
モードチェンジした時に解決した感じが強いです。
4度堆積(Quartal Harmony)の場合、
4度または増4度で構成されてますが
(Cハーモニックメジャーの場合にはEとAbと長3度に見える減4度がある)
実際の使用では5声の最低音をトップに持って行くってのが
結構ありまして、
そうなるとトップとセカンドは長3度または短3度(減4度)になり
4度ヴォイシングのコードの特徴であるどんどん
上方に向かっていく感覚に蓋をする感じになりますね
あと、展開していくとギターでは演奏しにくいけど
面白いクラスターにもなります。
posted by 遠藤まさみ | 12:19 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
Tritone scale
トライトーン・スケールと呼ばれるスケールが
あります。
6音音階(Hexa tonic)のひとつで、6音すべてがトライトーン(三全音)
の関係を持つことが出来るというわけで、
トライトーン・スケールとよばれています。
図はCトライトーン・スケール


Cメジャースケールではトライトーンの関係は
FとBだけですね。


6音音階(Hexa tonic)というスケールは
3和音(Triad)を重複音無しに組み合わせる
というやり方で作られることが多く、
トライアド・ペアーズと言われることもあります。
3和音にはメジャー、マイナー、オーギュメント
ディミニッシュの4つがあり、それぞれの組み合わせ
なのでかなりバリエーションがありますね。

トライトーン・スケールはメジャートライアドを
増4度(減5度)の関係に配置したものを音程の順に
並べたものです。Cトライトーン・スケールなら
CメジャートライアドとF#メジャートライアド。
ほかにマイナートライアドを増4度(減5度)配置
しても全ての音がトライトーンを持ちます。

6音音階(Hexa tonic)では
他にもホールトーン・スケールも6音全てがトライトーンを
持っていて、その意味ではトライトーン・スケールですね。
ちなみに、ディミニッシュ・スケールは8音音階ですが
全ての音がトライトーンを持っているので
やはりトライトーン・スケールですか。
共通して言えるのはやはり不安定な音列で
安定した音列に移行したときに解決感を得やすいです。
posted by 遠藤まさみ | 19:58 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
ハーモニックメジャー
ハーモニックメジャースケールは
一般的にはあまりメジャーなスケール
ではないかもしれません。
ハーモニックマイナースケールの短3度を
長3度にしたものです
下図はハーモニックメジャースケールと
3度堆積の4声ダイアトニックコード
と付加できるテンションです。

ダイアトニックコードのうち機↓掘↓后^奮阿
メジャースケールとの違いになり、
例えば犬魯泪ぅ福璽魁璽匹箸覆蠅泙后
サブドミナントがマイナーとなると。
通常サブドミナントマイナーというと
FM7→Fm7→CM7というような
流れでFm7は同主短調からの借用で
あてられるスケールはFドリアンで
CメジャーキーからCマイナーキーへ。
ですからメジャーキー目線でみると
Fm7が現れた瞬間にCメジャーキーから
Ebメジャーキーに飛んじゃうわけです。
そこで、ハーモニックメジャーの犬マイナーなのを
利用してCメジャーからCハーモニックメジャーへ
のモードチェンジと考えてみると、例えば

というようなちょっと微妙なサブドミナントマイナーが
演出できます。C6の時点ではCメジャーに戻る。
もちろんメロディーにおいて
EbとEの違いはありますが
軸は動かないのにあれ、ちょっと揺れた?みたいな感じですか。
他に面白いところは例えば
今發魯瓮献磧璽札屮鵐魁璽匹任垢テンションに
#9が使えます。
AbM7(#9)など。
とても美しい響きですね

posted by 遠藤まさみ | 21:30 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
中心軸システム
中心軸システムといわれるものがあります
エルネ・レンドヴァイという音楽学者が
バルトークの音楽に見られる手法の一つとして提示しました。
どんなものかというと、まず5度圏がありますね

Cを基準に考えますと左隣のFはサブドミナント(S)Cはトニック(T)、
右隣のGはドミナント(D)ということになります。
このS、T、Dの並びをこの図でFから右回りに連続させると
F(S)、C(T)、G(D)、D(S)、A(T)、E(D)、
B(S)F#(T)、Db(D)、Ab(S)、Eb(T)、Bb(D)
との並びになりC(T)と対極のF#(T)、A(T)と対極のEb(T)
を結んだものを赤色のトニック軸、(S)を結んだものを黄色のサブドミナント軸、
(D)は緑のドミナント軸とします。これらを分離してみると

トニック軸、縦の対極CとF#はいわゆる表裏の関係
横軸のEbとAはC、F#と平行調の関係
CとAの場合はAがAmにCとEbの場合はCがCmになり
互いに変化しながらですが。
実際にはその変化を抜きにしても(変化してもよい)
C、A、F#、Ebは機能的近親関係にあり
等価であると考えるということです。
例えばコード進行でDm7→G7→CのCがA、F#、Ebと
ケーデンスとして置き換え可能ということです。
さまざまなコード進行のT、D、Sさえ確認できれば
置き換え可能なコードが増えると。
ドミナント軸を見るとG、E、Db、Bbとありますので
逆にトニックのCへ解決するために
G7→Cの代わりにDb7→C、E7→C、Bb7→Cも
考えられるよということですね、ドミナントも増えると。
もちろんサブドミナントも。

「バルトークの作曲技法」エルネ・レンドヴァイ著 にはほかにも
フィボナッチ数列の作曲への応用とかの分析なんかもあります








posted by 遠藤まさみ | 23:09 | - | comments(2) | trackbacks(0) |
7thコード

このコード、E7(9,13)と考え4声で弾くとルート抜きになる
けど、6弦開放を足してやればE7的に聞こえると思います
ルートをコード内にとると例えば
5弦Dをルートと考えるとDM7(#11)
2弦F#をルートと考えるとF#sus2(b13)とか
出自は7音スケール上に出来る4度堆積のコードで
E7ととる場合はBメロディックマイナー
DM7の場合はAイオニアン
F#sus2の場合はF#ハーモニックマイナーか
F#ハーモニックメジャー
さまざまな場面で使用できます
7thコードとして
ブルースなんかで使うのもいいんじゃないでしょうか

来年からはもう少し更新を多めにしたいと
思っています
それではみなさま、良いお年を!



posted by 遠藤まさみ | 17:11 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
なんとなくブラジル風なコード2

ブラジル風というか、MPBしかもミナス派なテイストのコード
ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタ、ワグネル・チゾなんかの
イメージです
なんとなくふわっとしていて、マイナーなのかメジャーなのか
はっきりしなくて曖昧なんだけど、ある種の情緒がある
C#m9 F#7 B の僑蹇´坑掘´機,全て含まれているような
平行移動すると効果的。
6弦全部弾きたい場合は、5弦の4フレットのC#とか
2フレットのBを加えても良いですかね。
他にも5弦6弦の音はいろいろ動かせます
この響きが気に入ったら是非
このコードを使いたいところで使ってみましょう

posted by 遠藤まさみ | 21:24 | - | comments(1) | trackbacks(0) |