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アコースティックデュオ 練Neriのギター、eM Guitar Schoolの講師 遠藤まさみのブログです。
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中心軸システム
中心軸システムといわれるものがあります
エルネ・レンドヴァイという音楽学者が
バルトークの音楽に見られる手法の一つとして提示しました。
どんなものかというと、まず5度圏がありますね

Cを基準に考えますと左隣のFはサブドミナント(S)Cはトニック(T)、
右隣のGはドミナント(D)ということになります。
このS、T、Dの並びをこの図でFから右回りに連続させると
F(S)、C(T)、G(D)、D(S)、A(T)、E(D)、
B(S)F#(T)、Db(D)、Ab(S)、Eb(T)、Bb(D)
との並びになりC(T)と対極のF#(T)、A(T)と対極のEb(T)
を結んだものを赤色のトニック軸、(S)を結んだものを黄色のサブドミナント軸、
(D)は緑のドミナント軸とします。これらを分離してみると

トニック軸、縦の対極CとF#はいわゆる表裏の関係
横軸のEbとAはC、F#と平行調の関係
CとAの場合はAがAmにCとEbの場合はCがCmになり
互いに変化しながらですが。
実際にはその変化を抜きにしても(変化してもよい)
C、A、F#、Ebは機能的近親関係にあり
等価であると考えるということです。
例えばコード進行でDm7→G7→CのCがA、F#、Ebと
ケーデンスとして置き換え可能ということです。
さまざまなコード進行のT、D、Sさえ確認できれば
置き換え可能なコードが増えると。
ドミナント軸を見るとG、E、Db、Bbとありますので
逆にトニックのCへ解決するために
G7→Cの代わりにDb7→C、E7→C、Bb7→Cも
考えられるよということですね、ドミナントも増えると。
もちろんサブドミナントも。

「バルトークの作曲技法」エルネ・レンドヴァイ著 にはほかにも
フィボナッチ数列の作曲への応用とかの分析なんかもあります








posted by 遠藤まさみ | 23:09 | - | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
中心軸システムって言うの?これ。所謂コードクロックだよね。4度(5度)進行は半音進行に置き換えられるので何かと便利だよねー。
2013/02/09 07:48 by steelbeck
steelbeckさん、コメントありがとうございます。
こういうのってこういう言い方もあるのかって
結構ありますよね。
まあ、軸じゃなくても良いんじゃ、とか(笑)
>4度(5度)進行は半音進行に置き換えられるので何かと便利だよねー。
そうですよね、逆に単音の半音進行から4度(5度)
の進行を感じとれるようにしたほうが良いとかですよね
2013/02/09 18:13 by まさみ
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